普段、学童では一緒に遊ぶことができない地域の子どもたちと一緒に、自分たちの作ったゲームで遊び楽しんでもらう事を目的として、毎年2月に行ってます。
ゲームは学童児による手作りで、すべて無料。小さなお子さんから楽しめる内容となってます。
ゲーム大会の、1か月ほど前から、子どもたち全員で景品づくりを始めます。また、ゲームの内容や担当も話し合って決めます。子どもたちの意見が飛び交い、センスやアイデアが生きてくる行事です。遊び方のルールを決めたり、ポスターを作ったり、学校で配るビラを作成したりも自分たちで行います。
当日、各ゲームは高学年を中心に、学童の子どもたちが交代で担当し、父母がそのお手伝いをします。参加してくれた子どもたちに楽しんでもらおうと、みんな頑張ります。低学年の子どもたちも高学年のお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら良く働きます。お家でもそのくらいお手伝いしてくれるといいのに…?
毎年150人以上のお友達が遊びに来てくれて、大忙し!もちろん、学童の子どもたちも交代でゲームを楽しんでいます。
ストラックアウト
毎年長い列ができる、高学年から幼児さんまで人気のゲーム。年齢に合わせて、投げる距離を変えてくれます。
担当の子供はあちこちに飛び散るボールを拾うのに大変!
- 「ボールをひろうのをがんばった。」(2年男子)
- 「何回もならんでやってくれる子がいたからうれしかったです。」(3年女子)
- 「なげたボールが自分にあたっていたかった。かなりたのしかった」(5年男子)
ペットボトルボーリング
長短2種類のレーンを使い、ペットボトルをピンにしたボーリングです。
ストライクがでると、みんなで拍手!盛り上がります。
- 「ボールをわたすのをがんばった」(1年男子)
- 「幼児や1.2年生に説明するのが大変だった」(6年女子)
- 「ペットボトルボーリングをやる人がたくさんきてくれてよかった」(4年男子)
輪投げ
小さなお子さんから楽しめます。簡単そうでやってみると意外に難しいかも…
- 「点数の計算をがんばった」(3年女子)
- 「せきにんを持ち、みんなをまとめていこうと思いました。お客さんにも満ぞくしてもらえたと思うのでよかったです。」(5年女子)
射的
懐かしい(?)パチンコなどでの射的。手作りのまとが、楽しく工夫されてます。
見てるお父さんたちもやりたそう!
- 「うったたまをひろうのがたいへんだった」(2年女子)
- 「まとを拾ったり、計算するのが大変だったけど、みんなが楽しんでくれてよかった。」(4年男子)
ダンボール迷路
学習室一部屋にダンボールを敷き詰めて、つくる大きな迷路で、ここも毎年大人気!
真っ暗な迷路の中を、みんな汗だくになって、這いまわってます。早々にクリアする子もいますが、入口に戻ってきてしまう子もたくさんいて中はアリの巣状態!?
みんな何回もチャレンジに来てくれます。
- 「毎日作るのが大変だったけど、当日みんなが楽しんでくれてうれしかった。」(6年女子)
※ゲームの内容や景品は、その年により変更あり。
学童児は担当の仕事などもあり、思ったようにゲームに参加できない子もいます。が、大人の指示ではなく、自分たちが自ら働いたことで、友達や地域の子どもたちが楽しむ姿にやりがいを感じています。
小さな子にも難しくなりすぎないように心がけて考え、当日もやさしく手伝っている姿はとっても立派!うちの子にそんな一面があったなんて…と感動してしまうかも。
担当した仕事に責任を持って一生懸命頑張り、より楽しんでもらえるようアイデアを出し合い、工夫し、ゲーム大会を作り上げることを楽しむ子どもたちは、ここでもとても大きく成長しています。