親子祭り

日ごろお世話になっている地域の方々への感謝と学童のPR、少しの財政活動の一環も含め、毎年1回秋に親子まつりを学童の敷地内で開催しています。いろいろな模擬店、フリーマーケット、子供たちが楽しめるお店を用意しております。

2015年の親子祭りの様子はこちら

親

模擬店

平日スーツ姿でPCに向かって難しい作業をしているお父さんもこの日はやきそば屋さんに大変身!!

大きな鉄板で15~20人分を一気に焼き上げます。
ここでやきそばの作り方を覚えた人は数知れず!!

普段看護師をしているお母さんもこの日はカキ氷屋さんや綿菓子屋さんに大変身!!綿菓子をきれいにまきとって丸くするのも結構難しいです。

会社ではエラ~イ役職のお父さんもこの日は、ねじりはちまきで焼鳥屋さんに大変身!!炭火で1本1本焼いているので実に美味しいです!!

あなたは塩派?それともタレ派?

 

子

子供達もこの日は地域の方を、おもてなしする側なので、よく働きます。模擬店の準備や片付けはもちろん、交代制で模擬店のお手伝いもします。お店番や呼込みなど小学生とは言え大助かりです。

自分もお客さん

ずっとお手伝いばかりでは飽きてしまいます。

何と言っても親子まつり。子供も楽しまなくちゃ!!

ということで、お店番以外の時間はお客さんとなり模擬店で玉せんを買ったり、ビンゴゲームに参加して狙った景品をGetできたりできなかったり、一喜一憂です。

考えてお金を使う

普段のお祭りなら親と一緒に見て回って『あれ買って』『これ食べたい』となるところですが、この日はお父さん、お母さんはお店屋さんに変身しているので子供達は自分たちでお店を回って買い物をします。

低学年のうちは早い時間帯に使い切ってしまい、親に追加のお金を取りに来る子もいまかすが、高学年になると、ちゃんと考えて上手にやりくりして使えるようになります。もちろん買いに行ったお店に自分の親がいてもきちんとお金は払っていますよ。

フリーマーケット

各家庭で眠っている日用品や洋服、おもちゃなどを集めてフリーマーケットを開いています。

安い!!とあって近所の方々にとても好評で開始時刻前から品定めをしている時もあります。

フリーマーケットでは、普段お客さん側のお母さん達が、売り子さんに大変身!!値切り上手なお客さんにタジタジですが、そのやりとりも楽しいです。

子供向けのお店

ひもひき

おもちゃ、文具を袋に詰めて福袋を用意します。

ひもに結んである福袋を引き上げる。何が入っているかな~?というワクワク感が子供達に人気があり、毎年お昼過ぎには完売してしまいます。

 

輪投げ

定番の輪投げ屋さんもあります。

うちの輪投げ屋さんはとても太っ腹でサービス満点!!幼児さんは少し手前から投げてOK!!欲しいものを近づけてくれたり、投げた輪が入りきらなくて、引っ掛かっているだけでもゲットできちゃいます。すごくお得でしょ!?

 

ビンゴ

12:00よりビンゴゲームを行います。

いろんな景品を用意しているのでゲームが始まるとすごい人だかりになり番号がコールされるたびにここでも一喜一憂です。

 

お金をかせぐ

高学年は自分達のお店を開きます。

『お店を手伝う』『お金を使う』以外に自分たちで企画し、作り、売るという『お金をかせぐ』体験をします。お金をかせぐ事の大変さを身をほもって実感してほしいという趣旨のもとスタートしました。

このお店で得た利益は、3月に高学年の児童と指導員で行く旅行の資金となりますので、みんなはりきっています。過去にメロンパン、五平餅、ドーナツなど手作りものを売り、全て完売しました。

親子まつりを開催して感じること

  1. このお祭りは、地域の方々への感謝を目的としているため、来てくれたお客さんが笑顔で楽しい時間を過ごしているのを見ることが何よりの喜びです。
  2. 子供達の成長を実感します。いろいろ行事でも同様ですが、『去年は恥ずかしくて出来なかった呼込みが今年はしっかり声が出せるな~』『去年はお金を使いすぎて足りず追加を頼みに来たのに、今年はしっかり考えて使っているな~』など自分の子供はもちろん他の子の成長も見ることができます。
  3. 普段とは違う事をするので戸惑いもあります。でも先輩父母に教えてもらえばOK。

    それに学童在所期間は1人につき6年間。毎年経験していく事で要領も覚え、腕前も上がっていきます。

    接客だって楽しめるようになります。いつもとは違う自分の一面を発見することができますよ。

  4. お店屋さんをしながら、普段なかなかゆっくり話すことのないお父さん、お母さんとパパ友、ママ友になっていきます。授業参観や子供を通じて知り合うママさんと知り合う機会は通常でもありますが、パパさん同士の交流もでき学童ならではの光景が見られます。
  5. この日は学童のOBである子供達やその父母もお祭りに遊びに来てくれます。

    子供が卒所してしまうと、学童に立ち寄ることもなくなりますが、この時はOB会を兼ねているかのように、OB達が毎年来て楽しんでいってくれます。

    現役の父母にも声をかけてくれたり、中学生、高校生になった子供達を見ることは、とても嬉しいです。

この親子まつりは、人と人とのつながりを感じる1日となります。


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